40代から始める小さな雑貨屋運営ブログ

雑貨屋一人店長がお店のあれこれ綴ります。

友達をお客様にしない、お客様を友達にしない

 

お店を続ける上で気をつけないといけない事はいろいろありますが、

タイトルの通り、お友達に関する事もその一つです。

 

 

まず、お友達をお客様にするのはやめましょう。

 

もちろん、開店する時にお友達にお知らせして、

盛り上げてもらう事はありだと思います。

 

また平常時もお友達の方からお店に来てくれて、

何か買ってくれたのだったらそれは心から感謝し、

大切なお客様として扱って良いと思います。

 

ただ、普段から友達に「この商品いいよーー!」とか言ったり、

買って欲しそうな雰囲気を出すのはやめましょう。

 

お友達からするとプレッシャーだし、気分が良くありません。

 

最悪あなたからお友達が離れてしまう可能性もあります。

 

また、こういうお店も時々遭遇しますが、

お店で店主がお友達とお喋りしているパターン。

 

近所にあったカフェの話ですが、

前から気になっていたのである時入ってみたら、

お店のスタッフと友達か常連っぽい人がお喋りしている。

 

それはお店での何気ないお喋りと言うより、

完全にプライベートな雰囲気でのお喋り。

 

すごく居心地が悪かったのを覚えています。

 

その後、そのお店は気づいたらなくなっていましたね。

 

そう言う私もお店にお友達が来たりするのですが、

友達がいる時にお客様が来たら絶対お客様優先で話しかけます。

 

友達もわきまえている人ばかりなので、

その時は静かにしてくれます。

 

逆に友達がお客様に話しかけて、

みんなで楽しくお話しするなんて時もありますが・・。

 

 

翻って、お客様をお友達にしてもいけません。

 

もちろん仲良くするのは問題ないですが、

お店側とお客様という立ち位置を崩してしまうと、

何かとトラブルに発展しやすいと思います。

 

例えばお客さんの側が「これ安くしてよ」と甘え出したり、

店側は接客が雑になったり。

 

それらをお互いきちんとわきまえる事ができる人間同士で、

長く営業している間で信頼関係が出来上がっていれば、

プライベートでも遊んだりする間柄になっても良いと思いますが。

(この間テレビで見たのは、

お店の店主とお客さんが一緒にゴルフをしていましたが、

このお二方の間には上記の様な

信頼関係が成り立っているのでしょう)

 

少なくとも、開店して間もないうちは、

お客様はお客様として、

友達とは違うと線引きして扱う様にしましょう。

 

友達をお客様にするのも、お客様を友達にするのも、

何か嫌な感じがするのは、

プロ意識の欠如が垣間見れるからかもしれません。

 

その証拠にそういう所はだいたい長続きしないしね。

 

きちんとけじめを持たないとだめですね。