40代から始める小さな雑貨屋運営ブログ

雑貨屋一人店長がお店のあれこれ綴ります。

うまく行く時はトントン拍子に話が進む



 

2013年春にモロッコ旅行をして出会ったモロッコのラグ。

 

 

 

「これを日本で販売したい!」

 

そう思ったものの、何をどうして良いのかわからない。

 

そもそもモロッコのラグ屋で少しラグを見ただけで、

ロッコのラグの事もほとんどわからない。

 

とりあえずネットでモロッコのラグについての情報を検索しました。

 

すると一件の輸入ラグ業者が

水戸でモロッコラグの展示会をちょうど開催しているとの情報がヒット。

 

「水戸だったら頑張れば行けない距離じゃない」

 

私は早速高速バスで水戸に向かいました。

 

さて水戸まで来たものの、

「お店をやりたいだなんて言ったら警戒されるかな?」

となかなか主催者に声をかけられないまま、

ギャラリーでラグを眺める私。

 

この展示会ではオールドの高価なラグを展示していました。

私がやりたいお店はもっとリーズナブルなアフニフを扱うお店。

 

この業者さんとはコンセプトが異なるので、大丈夫なんじゃないか!?と、

思い切って主催者の方に話しかけました。

 

すると主催者のIさんは快く話を聞いてくれました。

 

 

素晴らしいオールドのラグ

 

 

「モロッコのラグのネットショップをやりたいんです」

 

そう言うとIさんは

 

「だったらまず仕入先を確保しないといけない。

現地で買い付け代行をしている人がいるかもしれないから調べてみたら?」

 

と親切にアドバイスをしてくれました。

 

この業者さんはモロッコのラグ作りを盛り上げるための活動をされているのですが、

志があって何かをされている方は、夢を持つ人の事は大概応援してくれます。

 

「ありがとうございます!」

 

と家に帰り今度はモロッコで買い付け代行している人を探しました。

 

すると一人の買い付け代行業者がヒットしました。

 

結論からすると、この方に買い付け代行を依頼することになります。

この方には右も左もわからなかった私に、

ロッコの雑貨業界の事を丁寧に教えていただき、

長いお付き合いが続きました。

ちなみにこの方は私が検索した数ヶ月前に開業したばかりで、

私は3番目の顧客だったそうです。

(この方は現在は買い付け代行業はしておりません)

 

もし私がそれよりも早く業者探しをしていたら、

業者が見つからなくて開業を諦めていたかもしれません。

そして見つかったとしてもここまでモロッコ雑貨業界に深く精通する方でなかったら、

私のお店もここまで発展はしなかったかもしれません。

 

たまたまモロッコラグの業者さんが水戸でギャラリーを開催していた事

(業者さんの拠点は新潟なので、新潟だったら行ってなかった可能性大)、

良い買い付け代行の業者さんが見つかった事。

 

トントン拍子に話が進む時は「Go」サインだという話をよく聞きますが、

この時はまさしくそんな感じでした。