40代から始める小さな雑貨屋運営ブログ

雑貨屋一人店長がお店のあれこれ綴ります。

雑貨の仕入れ業者の探し方

 

仕入業者はどう探すのか

 

お店を始めよう!

と思い立ったらまず探さないといけないのが仕入先です。

 

 

 

私の場合ですが、以下のような所で仕入先を探しました。

 

 

  • 海外の買い付け代行業者を探す
  • 日本にある卸業者を探す
  • 卸業者が集まった仕入サイトを利用する
  • ギフトショーに行く
  • 現地まで自分で行って買い付けする

 

輸入雑貨の仕入れでしたら、

これだけ網羅していれば何とかなるでしょう。

 

仕入先は一つだけに頼ってしまうと、

そこで何かあった時にあたふたしてしまうので、

いくつかあった方が良いです。

 

 

海外の買い付け代行業者を探す

 

輸入雑貨を扱いたい場合は、

海外で買い付け代行業をやっている人を探すのも一つの手です。

 

ロコタビというサイトでは各国で生活する人と、

日本に住む人をつないで各種サービスを受ける事ができるので、

ここで買い付け代行してくれそうな人を探す事もできます。

 

locotabi.jp

 

ただし、ロコタビはサイト側への手数料が

成立したサービス料の10%とちょっと高いです。

つまり30,000円で買い付け代行をしてもらった場合、

ロコタビに3,000円が手数料で取られます。

これはなかなかあなどれない数字。

 

あとは今はSNSが発達しているので、多少語学ができるのであれば、

現地の業者と直接交渉して商品を送ってもらう方法もあります。

個人的には相手国にもよりますが、

中学生レベルの英語でメールが打てれば、

ベーシックな内容であれば伝わるのではないかと思います。

Google翻訳も駆使しつつ・・)

 

現地に住む日本人が見つかると一番良いかもしれません。

 

ただいずれにしても個人間同士でのやりとりは

トラブルがあっても自己責任です。

 

ロコタビのようなサイト経由でしたら、

サイト側が間に入ってくれるので安心です。

 

 

日本にある卸業者を探す

 

自分が取り扱いたい商品を扱っている卸業者を探します。

ネットで検索すればかなりマニアックなものでない限り、

取り扱っている業者は見つかると思います。

 

ロッコ雑貨もマニアックですがいくつか取り扱っている所があります。

 

卸業者から仕入れるメリットは、

卸業者は大量の商品をまとめて輸入しているため、

一つの商品にかかる輸送料の割合が個人輸入よりも低くなり、

商品によっては個人で輸入するよりも安く仕入れができる事です。

 

関税も卸業者側が輸入時に支払うので、

仕入れ側が支払う手間もありません。

 

ただ、他の店舗も同じ業者から仕入れていたりすると、

取り扱う商品が似たり寄ったりになるというマイナス面はあります。

 

取引方法ですが、

ネット検索などで取引したい卸業者が見つかったら、

商品を卸してくれるかどうか問い合わせをします。

 

卸業者側から取引OKが出たら取引できるようになります。

 

卸業者によっては実店舗がないと取引しないという所もありますが、

実店舗がなくても対応してくれる所もありますので、

いろいろ調べてみて下さい。

 

 

卸業者が集まった仕入れサイトを利用する

 

仕入れの総合サイトを利用すれば、

審査なしでも取引可能な所が簡単に見つかります。

 

有名なのはスーパーデリバリーとネッシー(NETSEA)です。

 

スーパーデリバリーは月会費2,000円がかかりますが、

その分、比較的信頼できる業者が集まっています。

 

注意点としては海外に拠点を置いている業者などは、

商品の発送が遅れたり、届いた商品の品質に問題があるなどの

トラブルもあるようなので、業者は慎重にお選び下さい。

 

 

www.superdelivery.com

 

ネッシーは会費はありません。

会員登録さえすれば、あとはネットショップで買い物をするように、

簡単に商品を選べます。

 

ただ、ネッシーは、出品している業者と直接やりとりする事になります。

何か問題が起きても運営側が間に入る事はほとんどないです。

 

出店側の業者のプロフィールなどを見て、

信頼できそうな所と取引する事をおすすめします。

(私は今の所トラブルに遭った事はないです)

 

 

 

どちらもありとあらゆる商材を取り扱っていますので、

自分のお店に合いそうな商品を探してみてはいかがでしょうか?

 

 

ギフトショーに行く

 

雑貨屋開業の登竜門とも言うべきギフトショー。

 

海外も含む様々な雑貨のメーカーが東京ビッグサイトに集結し、

自社の製品をお披露目する一大イベントです。

 

可愛い雑貨が広大な会場内に並び、1日ではとても見きれない程の出展数です。

ちなみに2022年9月の出展企業数は1,986社とのことです。

 

私も可愛い雑貨たちに心惹かれ、

毎回ついついうちのお店と関係ないブースに立ち寄ってしまいます。(苦笑)

 

ここでは実物の商材を手にとって見れるのと、

メーカーさんと直接話ができるので、そこで取引についての交渉もできます。

 

2月と9月、一年に二回開催されます。

 

www.giftshow.co.jp

 

関西圏はこちらで開催しているようです。

 

www.giftshow.co.jp

 

開業前の状態であっても、とりあえずお店の屋号だけ決めて、

ギフトショーのサイトから招待状を請求すれば入場できますので、

開業をお考えの方は一度足を運んでみてもいいかもしれません。

 

現地まで自分で行って買い付けをする

 

輸入雑貨の場合は金銭的、時間的余裕があれば

自分で現地まで出向いて買い付けをするのもありです。

 

この場合は買い付け代行業者に頼んで買い付けてもらうのと違い、

手数料を支払う必要がないのと、

自分の目で見て好きなものを買い付けできるのがメリットです。

 

ただ行く国によっては渡航費や現地からの荷物の送料がかさみます。

ロッコは遠いので運賃も送料もそれなりにかかります。

あと、関税も考慮しないといけません。

 

それでも好きな国に行って好きな雑貨を買い付けるのは楽しい事で、

年に一回でも視察とご褒美を兼ねて現地に出向くのも良いと思います。

 

 

仕入れに関してひとこと

 

最後にひとつ、お伝えしておきたいのは、

すでに営業されているお店さんに仕入先を聞くのはやめた方がいいです。

 

どのお店のオーナーも自分のお店の商品は

労力をかけて仕入先を開拓して仕入れているので、

簡単には教えてくれない所が多いです。

 

気軽に「教えてもらえますか?」と聞くのは

失礼にあたる場合もあるので、気をつけましょう。

 

自分で手間をかけて揃えた商品の集まりが、

そのショップらしさに繋がります。

頑張って仕入れ業者を探しましょう。