オンラインショップ運営で欠かせない経費に、
商品の送料があります。
送料を軽く見ていると塵も積もればで
いつの間にか経費を圧迫していたりするので、
ここはきちんと見ていきましょう。
一つの商品の発送につき、送料が200円違っても
50個商品を発送したら一万円も違ってきます。
バイト程度の収入を見込んでいる小さな雑貨店にとって、
一万円の出費はかなり大きいですからね。
では早速、どの点に注意していくか見てまいりましょう。
- 配送サービス、私はここを選んでいます
- 箱のサイズに気をつける
- 地方から発送のオンラインショップの場合
配送サービス、私はここを選んでいます
いろいろな配送業者がありますが、
私が今現在利用しているのはヤマト運輸です。
ゆうパックでも良いのですが、
ヤマトは割引サービスを駆使すると結構送料を抑えられるのと、
単純に営業所がうちの近所に点在していて便利なので、
ヤマトにしています。
窓口も郵便局よりは遅くまで開いているしね。
オンラインショップ立ち上げ当初は
代引きも導入するつもりでしたし、
契約した方が割引されるとの事だったので、
ヤマトと契約を結びました。
しかし途中からヤマトも送料が値上がりし、
契約していても厳しい状況に。
「どうしたものか?」と頭を悩ませましたが、
ヤマトは値上げと同時に営業所への持ち込みや
メンバーズカード割引を併用すると、
送料がかなり安くなるサービスを打ち出しました。
では、ヤマトの割引の内容について詳しく見ていきます。
まずはクロネコメンバーズに登録しましょう
オンラインショップなどで商品を沢山発送するのであれば、
クロネコメンバーズに登録すると
お得なサービスがいろいろ受けられます。
サービスについての詳しい内容は以下ヤマトのサイトをご覧下さい。
ご自身のお店に合ったサービスを利用すると良いと思います。
私はどうしているのかと言うと、
まず営業所持ち込みで150円引き、
クロネコメンバーズ割で送料から10%引きになります。
<補足>---------------
クロネコメンバーズ割は、
メンバーズカードにお金をチャージをして
そこから料金を支払う形になりますが、
チャージは3,000円からになります。
3,000円以下の金額はチャージできません。
ちなみに最低チャージ金額50,000円からの
クロネコメンバー割BIGというのもありますが、
こちらだと送料が15%割引になります。
毎回のチャージで50,000円の支払いが可能な方でしたら
BIGでも良いかもしれません。
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さらにデジタル割利用で60円値引きになります。
(私は自宅で送り先の住所などをヤマトのHPのアドレス帳に登録し、
営業所でネコピットから送り状を出力しています)
この記事を書くために改めてヤマトのホームページを見てみたら、
集荷でも60円引きになる方法があるみたいですね。(知らなかった)
これはかなり便利でありがたい!
と言うことで、60サイズの荷物を都内近郊に送る場合、
普通にヤマトの営業所に持ち込んで発送するとなると
924円かかる送料が、622円まで節約できます。
これは使わない手はない!!
駆使すると結構値引きできるみたいですね。
あと、前月まで年間10個以上の発送がある場合は
10%割引にもなるみたいです。
ヤマトみたいにメンバー登録するのがめんどくさい人には
ゆうパックの方が良いかもしれませんね。
割引率も大事ですが、営業所の近さとか
その他利便性も考慮して配送業者をお選び下さいね。
箱のサイズに気をつける
商品を送る時のサイズにも気をつけましょう。
60サイズと80サイズでは200円くらい変わってきます。
これも塵も積もればで大きくなると経費を圧迫してきますので、
小さくできるものはなるべく小さくしましょう。
私は最初の頃、送料の事はあまり深く考えていなかったので、
小さな子ども用のスリッパ2足だけを、
100サイズの箱に入れて送っていました。
(送られた方も迷惑だよな・・)
箱がスカスカで中でスリッパが動きまくり、
今思えば「アホかっ」て感じです。
参考までに、うちでは段ボール代節約も兼ねて、
きれいめの段ボールだったら、再利用しています。
これも最初の頃はありとあらゆる商品に対応できるように、
いろんなサイズの段ボールを買っていましたが、
経費がかかって仕方ないので、
何かを買ってきれいめの段ボールがうちに来たら取っておいて、
ちょうど良い大きさの商品を送る時に使っています。
さらに、
あとちょっとで一つ下のサイズまで小さくできそうな時は、
こんな感じ↓で箱を切って小さくしています。
箱の四隅に小さくしたい分だけ切り込みを入れる。
箱の側面、折りたい所に定規などを当てる。
<話は脱線しますが、私は定規や物差しの事を、
ずっと「線引き」と呼んでいました。
周りの人も線引きと言っていたので、
何の違和感もなく使っていましたが、
線引きって言葉は全国区ではないのですね・・。>
線引き・・じゃない定規(物差し)を当てた所を外側に折って、
折り目をつける。
一旦外側に折った部分を内側に折り、
箱を閉じるときれいに小さくなっています。
私は定規を当てて折る事に最近気がつきました。
それまで折り目がどうしてもボコボコで汚なくて、
「どうしたら綺麗に折れるのだろう?」と思っていましたが、
この方法だと簡単にきれいになります。←気づくの遅い。
箱を小さくすると緩衝材もスリム化できて良いですよ。
さらに、再利用の箱はガムテープの剥がした跡などがあるので、
きれいな包装紙の余ったやつとかで覆ってあげると、
受け取った人も気持ちが良いかなと思います。
梱包資材を揃えたいならこちらもチェック!
地方から発送のオンラインショップの場合
うちのお店は東京から発送なので、
お客さんも首都圏の方が多く、また日本の中心にあるので、
送料の負担が国内では少ない方なのかなと思いますが、
日本の中心から離れれば離れるほど
送料はネックになって来ると思います。
販売のターゲットを近郊に絞るとかしないと厳しいですね。
あとはレターパックで送れるサイズのものを
販売すると良いと思います。
配達員が玄関先まで配達してくれる
レターパックプラスがあります。
どちらも専用の封筒で発送になりますが、
レターパックライトは厚さ3cmまでのものしか送れませんが、
レターパックプラスは封筒に入れば厚さに制限はありません。
価格はレターパックライトが全国一律370円、
レターパックプラスが全国一律520円です。
こういったものを使って送料を節約してみて下さい。