40代から始める小さな雑貨屋運営ブログ

雑貨屋一人店長がお店のあれこれ綴ります。

人の心を動かす言葉とは

 

 

国葬問題、賛否両論ある様ですが・・。

(私はどちら派でもないです)

 

 

 

昨日はちょうど家にいたので14時からの国葬の中継を見ていました。

国葬というだけあって厳かな雰囲気、

対外的なパフォーマンスがメインの儀式なのだろうと思いながら見ていました。

 

しかし菅さんが弔辞を読んだ時、

普段のこういった、特に政治面でのパフォーマンスは

斜に構えて見てしまう私ですが、

今回は思いがけず心が揺さぶられてしまいました。

 

こう感じたのは私だけではなかったと思います。

今朝のニュースでも菅さんの弔辞は大々的に取り上げられていました。

 

ネットでは岸田さんの弔辞と対比されるコメントを度々目にしましたが、

岸田さんは立場的に違うので、固い内容になったのかもしれませんが、

それにしても正直岸田さんの言葉は耳に入ってこなかったですねぇ。。

 

やっぱり菅さんの言葉には思いが詰まっていた様に思います。

 

その思いがとても純粋で真っ直ぐだったから

多くの人の気持ちを掴んだのでしょう。

 

「どういう言葉を言えば人にウケるか?」

 

ウケる言葉をリサーチして作った文言では

そこまで心は揺さぶられません。

 

小手先のワード選択で作られたものじゃなく、

発信する人の真心がそのまま発せられれば、

聴く人の心を動かすのでしょう。

 

これはネットショップや商売でも通じる話です。

 

耳障りの良い売り文句やおしゃれなキャッチコピー。

確かにそれでお客さんの心を掴む場合もあるでしょう。

 

でも、技術だけで心がなければ

お客さんに愛されるとまではいかないんだろうな。

 

自分の中に信念とか情熱とか優しさ、愛がある。

上手い言葉を使う技術よりも先に自分の中身を育てるのが

大事な気がしました。

 

これ、お店だけでなく全てに通じる事なんですけどね。

 

昨日のスピーチには感動しただけでなく、

何か大切な事を教えていただいた気がしました。

 

素敵なスピーチをありがとうございました。